近年ご寄贈いただき、コレクションに加わった刀剣を紹介します。
【展示作品】
・刀 銘 上総介藤原兼重 江戸時代
・脇指 銘 肥前国住武蔵大掾藤原忠広/寛永五年戊辰二月吉祥日
鍋嶋家中 神代民部少輔内小田治郎左衛門尉貞次 江戸時代(1628)
・刀 銘 筑前守信秀/慶応二年六月日 江戸時代(1866)
・刀 銘 播磨国住高見太郎国一作/為豆州佐野美術館改築
泉州徳平家協賛平成十五年錦秋求之 平成15年(2003)
にわか雨に佇む白鷺、雫に濡れた葉蔭の雀、陽ざしのなかに舞う蝶 ― 自然とともにいきる鳥や虫たちの姿が、深く心に刻まれます。
小原古邨(おはら こそん)(1877~1945)は金沢に生まれ、鈴木華邨(すずき かそん)に日本画を学び、のちに木版画を手掛けました。古邨は、生きものの姿かたちを細やかにとらえ、余白に湿潤な大気をも感じさせる、日本画としての自然描写に徹しました。原画の趣(おもむき)は浮世絵伝統の精緻な彫(ほり)や摺(すり)の技で見事に息づき、欧米で高く評価されました。
古邨亡き後、その名を知る人は少なくなりましたが、近年公開された、原安三郎(はら やすさぶろう)旧蔵の古邨版画250余点は、画業を顕彰する新たな光となりました。
このたび、同コレクションや小原家所蔵の名品に、師・鈴木華邨の絵画等を合わせた約100点を紹介します。欧米で愛された、繊細で色彩豊かな古邨の花鳥画をお楽しみください。
近年ご寄贈いただき、コレクションに加わった刀剣を紹介します。
【展示作品】
・刀 銘 上総介藤原兼重 江戸時代
・脇指 銘 肥前国住武蔵大掾藤原忠広/寛永五年戊辰二月吉祥日
鍋嶋家中 神代民部少輔内小田治郎左衛門尉貞次 江戸時代(1628)
・刀 銘 筑前守信秀/慶応二年六月日 江戸時代(1866)
・刀 銘 播磨国住高見太郎国一作/為豆州佐野美術館改築
泉州徳平家協賛平成十五年錦秋求之 平成15年(2003)