2月25日(土)~5月14日(日)は、南朝・北朝2つの朝廷が並び立った乱世の世、南北朝時代の名刀4点を展示します。
※4月3日(月)~4月7日(金)は展覧会の展示替えの為休館です。
【出品作品】
・刀 無銘 法城寺国光
・薙刀 銘 備前国仁多庄山田原利恒
・脇指 銘 相模国住人広光/正平七年二月吉日
・薙刀直刀 銘 備前国長船住長義 個人蔵
備前岡山藩は、寛永9年(1632)鳥取藩主であった池田光政(いけだ みつまさ)が一族による領地替えによって初代藩主となった、中国地方の雄藩です。池田家は、江戸時代を通じて能に親しんだことで知られており、特に二代綱政(つなまさ)、三代継政(つぐまさ)は、能役者を抱え、自ら舞い、多くの謡曲を書き記しています。
この池田家に伝わる能楽関係の資料は、現在は岡山市にある林原美術館の所蔵となり、同館の優れたコレクションの中核をなしています。殊に装束類は質・量ともに抜群で、重要文化財の桃山時代の貴重な装束や、唐織(からおり)、厚板(あついた)、縫箔(ぬいはく)、摺箔(すりはく)、鬘(かずら)帯、腰帯など多岐にわたる能装束、素襖(すおう)、肩衣(かたぎぬ)などの狂言装束は、その豪奢なデザインと高い技術において近世染織を代表し、また170面におよぶ能面、狂言面にも優れたものが多くみられます。
本展覧会では、林原コレクションより、能狂言装束の優品38領と鬘帯、腰帯、室町時代のものを含む能面、狂言面22面などを展示、歴代藩主の美意識によって揃えられた絢爛豪華な大名家の能の世界を紹介します。
2月25日(土)~5月14日(日)は、南朝・北朝2つの朝廷が並び立った乱世の世、南北朝時代の名刀4点を展示します。
※4月3日(月)~4月7日(金)は展覧会の展示替えの為休館です。
【出品作品】
・刀 無銘 法城寺国光
・薙刀 銘 備前国仁多庄山田原利恒
・脇指 銘 相模国住人広光/正平七年二月吉日
・薙刀直刀 銘 備前国長船住長義 個人蔵