日本刀はその用途によって形が異なり、呼び名があります。薙刀、槍、刀、短刀など。いろいろな日本刀の形をみてみましょう。
【出品作品】
・国宝 薙刀 銘 備前国長船住人長光造 佐野美術館蔵
・刀 無銘 兼光 個人蔵
・短刀 無銘 志津 個人蔵
・槍 銘 義助作 個人蔵
白隠慧鶴(はくいん えかく)禅師(1685~1768)は江戸時代中期に活躍した臨済宗の傑僧です。
貞享(じょうきょう)2年駿河(するが)国原宿(現静岡県沼津市原)に生まれ、15歳のとき原の松蔭寺にて出家、慧鶴と名のりました。信州の道鏡慧端(どうきょう えたん)に参禅、真の悟りを得て帰郷後、34歳で松蔭寺の住職に就き、白隠と号しました。晩年は三島・龍澤寺の開山となり、明和(めいわ)5年84歳に示寂(じじゃく)しました。
白隠は坐禅のみならず、日々の一切の行いが修行であり悟りの道であるとして、諸国を巡って精力的に講義を行い、禅僧を厳しく導きました。また在家のために絵や書をあらわし、禅のこころをやさしく伝えました。その内容は高僧の語録集や公案に関する著作本をはじめ、達磨や釈迦、観音などの禅画、墨蹟、天神や七福神の民間信仰の神々、昔語りや流行歌まで、実に幅広く表現は独創的であり、生涯、膨大な数の書画を制作し続けました。
本展は白隠禅師250年の御遠諱(ごおんき)を記念し、静岡県内の寺院や個人所蔵およびゆかりの書画を中心とした約90点の名品を主題ごとに展示いたします。
ときに眼光鋭く叱咤し、ときに微笑をたたえ慈愛で諭す。強烈かつ懐中に深く入る白隠のメッセージは、時代を超えて現代の人々の心に響きます。当館では32年ぶりとなる白隠展です。この機会に是非ご覧下さい。
※会期中一部展示替えがあります。
【白隠展割引】
静岡市美術館で開催の「駿河の白隠さん」展(平成30年2月10日~3月25日)チケット半券のご提示で会期中入館料2割引(当日券のみ、他のサービスとの併用はできません)になります。
さのびのみの展示作品も25点。両館の展示をお楽しみください。
静岡市美術館「駿河の白隠さん」(外部リンク・別ウィンドウで開きます)
静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3F Tel:054-273-1515
日本刀はその用途によって形が異なり、呼び名があります。薙刀、槍、刀、短刀など。いろいろな日本刀の形をみてみましょう。
【出品作品】
・国宝 薙刀 銘 備前国長船住人長光造 佐野美術館蔵
・刀 無銘 兼光 個人蔵
・短刀 無銘 志津 個人蔵
・槍 銘 義助作 個人蔵