1月7日(日)~2月18日(日)まで、短刀 銘 行光〈名物 不動行光〉を展示。
上杉家の名刀と三十五腰
平成30年1月7日(日)~平成30年2月18日(日)
鎌倉時代以来の上杉家秘蔵の名刀が一堂に会す、初の展覧会です。
戦国の雄 上杉謙信(けんしん)が、御堂参詣の際に腰にした短刀や、天皇や将軍から贈与をうけた刀剣の数々。その跡を継いだ景勝(かげかつ)が、秀吉から厚い信任の証しとして賜った鑓(やり)。逼迫する米沢藩の財政を立て直した鷹山(ようざん)の愛刀。
名門貴族藤原氏から興った上杉家の、約800年に渡る歩みを物語る歴史資料や美術品が脇を固めます。今までほとんど人の目に触れることのなかった名刀の数々を、この機会にぜひご覧ください。
※会期中一部展示替えがあります。
主な出品作品
■重要文化財 長巻 無銘 片山一文字 附 黒漆長巻柄 鎌倉時代 上杉神社蔵【展示期間:1月26日(金)~2月18日(日)】
■刀 無銘 郷義弘 〈穿鑿郷〉 鎌倉時代 個人蔵
■重要文化財 大太刀 銘 備前国□□(倫光)/興国二年□□ 南北朝時代(1341) 上杉神社蔵【展示期間:1月7日(日)~1月24日(水)】
■重要文化財 太刀 銘 備前国長船兼光/延文亖年十二月日 南北朝時代(1359) 東京国立博物館蔵
■太刀 銘 備州長船兼光/延文五年六月日 〈三日月兼光〉 南北朝時代(1360) 個人蔵
■重要文化財 鑓 銘 城州埋忠作/文禄二年十二月日 桃山時代(1593) 上杉神社蔵
■国宝 上杉謙信願文 元亀3年(1572)6月15日 米沢市上杉博物館蔵【展示期間:1月26日(金)~2月18日(日)】
■刀剣台帳 「甲簿 弐 刀剣之部」 近代 佐久市教育委員会蔵
等 国宝7件、重要文化財8件を含む約60点を展示