吉澤章 よしざわ あきら (1911~2005)
栃木県生まれ。4歳で折り紙に魅せられて以来、生涯を掛けて独自の折り紙を創り続ける。1955年のオランダ・アムステルダム市立美術館での個展をはじめ、世界50カ国以上に画期的な造形美術“ORIGAMI”を普及させる。
一枚の紙から生まれる奇跡
吉澤章 創作折り紙の世界
平成26年7月12日(土)~平成26年9月28日(日)
世界的な創作折り紙作家、吉澤章(1911~2005)は、90余年の生涯をかけて独自の創作の世界を築き上げました。
様々な動物や鳥、植物、星の神話や恐竜たち、人の姿や心の動きなど、具象から抽象まで幅広いテーマが表現されました。ものの形が、折線で構成された立体作品となって生まれた吉澤折り紙。それは吉澤章が、祈りの造形としてこの世に送り出した生命ある作品たちです。見る人に優しく温かい感じを与える作品は、「ORIGAMI」として広く国内外で知られ、多くの創作折り紙の後継者が育っています。
神の声を聞き、森羅万象を折り上げることを許された吉澤章。本展では、代表作品300点余によりその求道の人生を振り返ります。
◆2019年4月14日[日]~6月30日[日]開催「受贈記念 吉澤章 創作折り紙の世界」