展覧会の詳細

岩合光昭写真展  PANTANAL

パンタナール ―世界遺産の大湿原― 清流がつむぐ動物たちの聖域
令和6年8月10日(土)~令和6年9月29日(日)

 

パンタナールに生まれ、
パンタナールに育ち、
パンタナールに還る

 

南米大陸中央部に位置する世界最大級の熱帯湿地、パンタナール。

大部分はブラジルに広がり、一部がボリビアとパラグアイにまたがる。そのスケールは日本の本州の広さに匹敵し、ブラジル側の大半が「パンタナール保全地域」として世界遺産に登録されている。そして雨季と乾季でドラマチックな変化を見せるこの世界でも希有な大湿原は、多彩な野生動物が息づく世界屈指の生命の宝庫だ。

世界的に著名な動物写真家・岩合光昭が、ジャガー、カピバラ、パラグアイカイマンをはじめ、多種多様な生き物たちの生態に肉薄。2 mを超える大サイズを含む、迫力ある約100 点の作品により、清流がつむぐ生命の輝きを伝える。

 

入 館 料 一般・大学生1,300円 小・中・高校生650円
※土曜日は小中学生無料
※9月16日(月・祝)敬老の日は65歳以上無料
※8月21日(水)県民の日は各1割引
※15名以上の団体は各2割引
開館時間 10:00~17:00(入館の受付は16:30まで)
休 館 日 木曜日
主  催 佐野美術館、三島市、三島市教育委員会、Daiichi-TV
後  援 静岡県教育委員会
協  賛 伊豆箱根鉄道株式会社
企画制作 クレヴィス

プロフィール

岩合光昭[いわごう みつあき]

1950年東京生まれ、動物写真家。野生動物の息吹を感じるその写真は、世界的に高く評価されている。半世紀以上続けているネコの撮影にも力を入れ、2012年、NHK BSP4K、NHK BS「岩合光昭の世界ネコ歩き」が放送開始。『どうぶつ家族』『ネコライオン』『かぴばら』『こねこ』『パンタナール』『虎』『この素晴らしき世界』他、著書多数。2019年「ねことじいちゃん」、2021年「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族」で映画監督をつとめる。

岩合光昭 オフィシャルサイト https://iwago.jp/

同時展示

渡邉妙子前理事長を偲んで―刀剣編―

常設展示室の展示

去る2月24日、佐野美術館の開館(1966年)より57年間にわたり学芸員・館長・理事長職を務め、当館の発展に尽力した渡邉妙子が逝去いたしました。故人を偲び、生前に愛した刀剣の中から思い出深い作品を展示します。

【展示作品】
・重要文化財 太刀 銘 豊後国行平作 鎌倉時代
・太刀 銘 包永 鎌倉時代
・重要文化財 短刀 銘 国光 鎌倉時代
・国宝 薙刀 銘 備前国長船住人長光造 鎌倉時代
展示作品はすべて佐野美術館蔵