刀のきほんシリーズ第一弾。刀のいろいろな刃文をご覧いただきます。
また、「金魚絵師 深堀隆介展」特別展示として、常設展示室にて深堀隆介さんの作品2点もご覧いだだけます。金魚のきらめきと、輝く刃文のハーモニーをお楽しみください。
【出品作品】
・刀 無銘 兼光 個人蔵
・太刀 銘 因州住景長
・重要美術品 脇指 銘 相模国住人広光/延文亖年七月日
・脇指 銘 横山上野大掾藤原祐定/備州長船住人 個人蔵
金魚の持つ神秘性に魅了され、創作を続ける深堀隆介(ふかほりりゅうすけ)。深堀は透明樹脂にアクリル絵具で金魚を描くという斬新な手法で注目を集める若手の現代美術家です。
愛知県立芸術大学を卒業後、ディスプレイ会社に勤務するも退職。本格的に創作活動を開始し、絵画と立体を並行して様々な作品を制作していきます。しかし、次第に自分が何をすべきか悩み自信を失いかけていた頃、金魚を描くきっかけとなる転機が訪れます。7年間放置していた水槽で生き続ける金魚の存在。その美しさに気づき衝動を覚えたのです。金魚に救われたこの出来事を「金魚救い」と呼び、その後、金魚に自身を重ね、表現を追究してきました。
極めて独創的な深堀の技法は、器の中に樹脂を流し込み、その表面にアクリル絵具で金魚を部分的に描きます。さらにその上から樹脂を流し込み重ねて描く。その作業を繰り返すことにより、絵が重なり合い、描かれた金魚がまるで生きているかのように圧倒的な立体感をもって観るものに迫ります。その生き生きとしたリアリティは平面である絵画作品と立体作品の境界に揺さぶりをかける革命的絵画-2.5D Painting-と言えるでしょう。こうした一連の金魚作品は国内はもとより今や世界的に高い評価を受け、近年ではライブペインティングやインスタレーションにも力を入れ、ますます表現の幅を広げています。
本展では、初期の立体作品から最新作インスタレーション《平成しんちう屋》を含む代表作約200点により、深堀隆介の創作世界を紹介します。
入 館 料 | 一般・大学生1,000円 小・中・高校生500円 ※8月1日(木)は入館無料(創立者・佐野隆一翁生誕日) ※毎週土曜日は小中学生無料 ※8月21日(水)は1割引(県民の日) ※15名以上の団体は各2割引 |
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開館時間 | 10:00~17:00(入館の受付は16:30まで) |
休 館 日 | 木曜日(8月1日は創立者・佐野隆一翁生誕日、8月15日は三嶋大祭り期間のため開館) |
主 催 | 佐野美術館、三島市、三島市教育委員会、NHKプラネット中部、Daiichi-TV |
後 援 | 静岡県教育委員会、NHK静岡放送局 |
助 成 | 医療法人社団清風会芹沢病院 |
協 賛 | ターナー色彩株式会社、伊豆箱根鉄道株式会社 |
出品協力 | 株式会社そごう・西武 |
企画協力 | 刈谷市美術館 |
刀のきほんシリーズ第一弾。刀のいろいろな刃文をご覧いただきます。
また、「金魚絵師 深堀隆介展」特別展示として、常設展示室にて深堀隆介さんの作品2点もご覧いだだけます。金魚のきらめきと、輝く刃文のハーモニーをお楽しみください。
【出品作品】
・刀 無銘 兼光 個人蔵
・太刀 銘 因州住景長
・重要美術品 脇指 銘 相模国住人広光/延文亖年七月日
・脇指 銘 横山上野大掾藤原祐定/備州長船住人 個人蔵